前回の記事に続きまして、今回はGoogle Playアプリマーケティングの実践編です!

自分の制作したアプリはより多くのユーザーに使って貰いたいという気持ちは皆さん同じだと思います。

ですが、Androidを公開するGoogle Playには非常に多くのアプリが日々リリースされており、大半のアプリはあまりダウンロードされておりません。

そこで、アプリDL数を増やすためにできる施策を有料プロモーション以外で下記に記載しました。
長文ですが、お付き合い下さい!

アプリのリリース前は?

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アプリのマーケティングはリリース前から計画的に実行することが重要です。

あらかじめ戦略を立て、アプリのターゲットはどこにありどのような経路で見つけて貰えるのかをきちんと認識することでリリース後のPDCAにも役に立つと思います。

アプリを使う潜在顧客を想定する

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性別、年齢層、生活スタイル、趣味嗜好などターゲットとなりうるユーザーをイメージします。

そのユーザーがどのような経路でアプリを探すのか、例えばビジネス系のアプリであればPCから検索するユーザーも一定数いたり、若い女性がターゲットのアプリであれば思いがけない略語などでも検索するかもしれません。

どのようなサービスの場合でもユーザーを知る事は非常に重要になります。

競合サービスを分析する

競合サービスでDL数の多いアプリにはマーケティングに関するヒントが多くの詰まっていることが多いです。

アプリの内容は勿論ですが、どのような経路でアプリがDLされているのかを想定することで有効な施策が見つかるかもしれません。
マーケティング要素としてはタイトル・説明文・アイコン・スクリーンショットなどを良く観察することがとても重要です。

例えば、競合のタイトルやアイコンを並べてみたりサービス内容を纏めてみると、競合サービスにあって開発したアプリに足りないものや何か発見があるかもしれません。

アプリのDL最大化の要素について

アプリDLを増加させるには幾つかのファクターがあります。
これらの役割をそれぞれ明確に理解して施策を実行する事が非常に重要です。
施策の目的を明確にして、その施策が成功したのか失敗したのかを判断する基準を設けましょう。
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1.表示回数(アプリの露出 Imp)
この場合の表示回数はストアの検索結果やランキングなどで開発したアプリがユーザーの画面に表示された回数です。また、アプリの露出という意味ではストア以外の外部サイト(レビューサイトなど)や記事にも同じような意味として捉える事ができると思います。

【Google Play】
検索(ASO) ・ ランキング(DL施策)

【その他】
外部サイト ・ 外部メディア など

アプリの露出を高める事で、ユーザーの目に触れよりユーザーがアプリをDLする機会を創出させる事が可能です。

2.クリック率(CTR)
クリック率とは、1で表示をされたアプリがどの程度の確率でアプリページへ遷移したのかを示します。
ストア内でクリック率を高めるには下記のような要素が考えられます。

アイコン・タイトル・ディベロッパー名・評価(星の数)

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これらの要素がクリック率に影響してくるものになります。

3.獲得率(CVR)
獲得率とは、アプリページへ遷移したユーザーがどの程度アプリをダウンロードしたのかという確率になります。
アプリページで獲得率を高めるには下記のような要素が考えられます。

アイコン・タイトル・ディベロッパー名・評価(星の数)・スクリーンショット・動画
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動画を挿入すると、スクリーンショットの表示が1つになってしまいます。
動画によるアプリの説明は非常に有効ですが、動画を見ないユーザーにとっては説明の機会を損失した形となります。

動画とスクリーンショットを最大限活かすのであれば、動画のはじめにスプラッシュを入れて再生していない状況でもアプリの内容がわかるように工夫しましょう!

以上がアプリのダウンロード数を増やすための要素となります。
具体的にどのようにすれば良いのかご説明致します。

アプリDLをする流入元は?(表示回数)

まずは表示回数を増やす事から始めます。
より多くの人にアプリを見てもらうことでアプリのダウンロード数は増加します。
それでは、ユーザーはアプリを探す時、どのような経路で探す事が多いのでしょうか?

幾つかの調査結果により、アプリを探す際には約半数のユーザーがストア内の検索からアプリをDLするという事がわかっています。
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ストア内の検索はキーワードにもよりますが比較的安定したDL数を稼げるため、ユーザーが検索してダウンロードしてくれるようなアプリに合ったキーワードを選定していきます。

メインキーワードを選定する(表示回数・獲得率)

キーワードの選定はアプリのDLを増やすためには非常に重要で、キーワードはアプリとユーザーを結ぶ大切なものとなります。
選定基準としては、アプリとの関連性・検索需要・競合の3点を意識して選びます。
キーワードの探し方は次の通り。

1.アプリを連想させるキーワードをリストアップします。

2.リストアップしたキーワードを検索し、上位表示されているアプリのタイトルを確認

候補のキーワードで上位表示されているアプリのタイトルには、作成するアプリに関連するキーワードが含まれている事が多いです。
この時に上位表示しているアプリのダウンロード数が多い場合は、上位表示が難しい事と同時に非常にダウンロード数を稼げるキーワードである可能性が高いので、そこを良く見極めるようにします。

また、ビッグワード(検索数の多いKW)で上位表示されているアプリはASO(アプリストア最適化)を実施している可能性が高く、良い手本になるかと思います。

タイトルを決定する(表示回数・クリック率・獲得率)

メインキーワードを選んだら、タイトルを決めましょう!
タイトルは最大30文字(2013年12月現在)ですが、前述のとおり検索の際に表示される文字数は制限があるため、前方12文字~14文字程度でアプリの内容がわかるようにしましょう。

その上でタイトルにはメインキーワードを挿入していきます。
検索対策としてはタイトルの前方にメインキーワードが挿入されていたほうがそのキーワードで上位表示がされやすくなっています。

ただし、意味のわからないタイトルはクリック率や獲得率に影響が出ますので注意が必要です。
例えば待ち受けアプリであれば、 待ち受けアプリ【○○】
などが良いと思います。また、アプリ名の○○にもキーワードが含まれていると更に良いと思います。

ロングテールワードを選定する(表示回数)

ロングテールワードはアプリの説明文などに挿入していきます。
リストアップしたメインキーワードをPCとスマホの両方で検索し、検索候補を確認。
 ※検索候補はユーザーが検索している関連語が上位順に表示されます。
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この中のワードからアプリと関連性の高いキーワードを選定して説明文に組み込んでいきましょう。
露骨にKWを並べると悪い影響を与える事があるため、説明文の中に自然に挿入しましょう。

また、説明文へのキーワードの挿入はメインキーワードとロングテールワードをそれぞれ3~4個程度挿入していきます。
挿入する回数は多すぎてもあまり効果はありません。

カテゴリを選定する(表示回数)

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カテゴリによってランキング上位に入った場合のDL数が異なります。
ただし、カテゴリによってはランキング上位に入る事が困難なカテゴリもありますので、
ランキング上位アプリの状況を調査すると良いと思います。

アイコンを作成する(クリック率・獲得率)

アイコンはアプリを表現する非常に優れたツールです。
それと同時にアプリのダウンロード数を左右する非常に重要な要素でもあります。

例えばキャラが描かれたアイコンの場合、ユーザーと目が合うようなデザインにすると良い傾向があるとか、枠は○色が良いとか、文字を入れる場合はインパクトのある1文字がDLされやすいとか・・・。
ただし、これらはアプリの内容や競合にも影響されるものですので、次回以降で解説する予定のABテストで最適化を図ります。

競合サービスのアプリと開発したアプリを並べてみて、目立つものを選択するほうが良い結果が得られやすいと思います。
ただし、あまりアイコンとアプリ内容が大きく乖離している場合は、遷移先で全く異なるアプリとわかりダウンロードするモチベーションが下がる可能性もありますので注意が必要です。
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スクリーンショットを作成する(獲得率)

スクリーンショットはアプリの説明をする上で非常に重要なものとなります。
スクリーンショットと言ってもただアプリの画面を出すだけでは非常に勿体無いです。
アプリの内容がわかる画面と文字などを入れてユーザーに分かり易い画像に加工しましょう。

ここで重要な事は、あなたのアプリに興味を持ってくれたユーザーに対していかに魅力的なアプリであるかを伝えることです。
良いアプリである事がわかる画面に引きの強い文言を入れてユーザーにダウンロードを促しましょう!

アプリのリリース!

以上の作業でアプリリリース前の作業は終了です!
長々と書きましたが、ご覧いただきありがとうございました!

次回はアプリリリース後のマーケティングについて記事を書きたいと思います。

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執筆:石田 哲也(いしだてつや)
Facebook:http://www.facebook.com/tetsuya.ishida.39

20歳で輸入事業を起業し、自社サイトからSEOまで自社のマーケティングを担当。
25歳でネット広告代理店に転職、大手ナショナルクライアントのSEMコンサルタントに従事。
2011年からスマートフォンにシフトし、2013年よりライヴエイドにてアプリの収益化を支援。
職歴:ISD→オプト→メタップス→ビヨンド→ライヴエイド
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