カメラ系アプリを中心に累計500万DLのSODA株式会社。アプリの自社開発を主軸に展開するようになった背景、また現在開発中のアプリ間ユーザー回遊の仕組み"FUNPICTY"について代表の本名様に伺って来ました!

SODA様のアプリはカメラ系が中心

受託開発で培った画像系のノウハウを自社アプリの開発に転用。過去最多ダウンロードアプリは「漫画風製作所」で150万ダウンロード。その他も「ホラーカメラ」70万、「かんたんコラージュ"写真と私"」170万ダウンロードなどヒット作多数。


漫画風製作所 (SODA Inc.)



かんたんコラージュ おもしろ画像合成 "写真と私" (SODA Inc.)



ホラーカメラ -かんたんに心霊写真を作成しよう- (SODA Inc.)


SODA株式会社の立ち上げに関して

---- 代表 本名さんについてまず教えて下さい!

元々、建築系の仕事を10年程していまして、30歳ぐらいの時にモバイル業界に転職しました。当時はガラケーの公式サイトを展開しており、時代の流れでソシャゲにも関わってましたね。その後、独立してSODAを立ち上げました。


---- 立ち上げのきっかけは?

たまたま住んでいた八王子で「AndroidCity八王子」というAndroidを使った町興しを市で行っていて、その流れでインキュベーション施設が出来てその参加者を募集をしていたんですね。そこでせっかくなんで応募してみたところ受かりまして。そのまま起業してやろうという流れでしたね。


---- AndroidCity八王子に参画するのは難しいのですか?

いや全然簡単でした(笑)。蓋を開けてみたら応募者3人でして、そのうち2人受かってました。まだまだ盛り上がりに欠けるので、是非ぜひその他の方々も参加して欲しいです!


---- 立ち上げ以降は?

受託案件を中心にやっていました。元々3名で立ち上げて、私以外は開発メンバーですね。(今は5名)以前の仕事の付き合いからソーシャルゲーム系企業さんのアプリへの展開などを主に取り組んでいました。

受託から自社開発中心となっていった背景

---- 現在は100%自社開発とお聞きしましたが..

ソーシャルゲーム等でもアプリでマネタイズしていくことは非常に難しいですよね。いくら受託をやってもお客さんの会社がうまく売上が上がっていない と受託側も厳しくなっていって、悪循環に陥ってしまうんですよね。せっかくアプリ作っても売れない、だからアプリ開発費も下げたい、受託単価もどんどん下 がっていってなかなか苦しい時期がありました。。


---- 自社開発のきっかけは?

受託が厳しい時期でしたので、せっかく技術があるから自分たちでいくつかアプリを作ってみよう、というのがきっかけですね。最初にリリースしたのは 「ホラーカメラ」で、何故か爆発的にインドでダウンロードされたりしまして、1か月で10万DLぐらいいきました。1年程前では、カメラアプリのジャンル は今ほど飽和していなかったので、かなり調子が良かったんです。


---- 何故「カメラアプリ」を?

元々、カメラ撮影して、画像をサーバーに上げるといったようなバックエンド系のBtoBの仕事をしていたので(その他ゲームもやっていましたが)、そのノウハウを生かす形でまずはカメラアプリを出してみました。


---- マネタイズのしやすさから自社開発メインに?

うーん、、そうですね。マネタイズしやすい、、というか必然的に自社開発だけになっていきましたね。自社アプリを作っていく中で1つやりたいことが 出てきまして。各種カメラアプリをインテントで、繋げていけば相互送客出来るんじゃないかと考えたんです。それで、そのアイディアをドコモ・イノベーションビレッジに応募したところ(今年の春ぐらい)、採択されて。今はそこに集中する為に自社開発に特化していますね。

"FUNPICTY"というユーザー回遊の仕組み

---- 元々プラットフォーム構想があったんですか?

いえ、当初は単発アプリで勝負という感じといいますか、受託で苦しい時期に記念的にリリースした「ホラーカメラ」がかなりヒットしまして、その後もトントンとアプリを開発していき、、「漫画風製作所」は1日で作ってリリースしたりといったスピード感でしたね。


---- 単発勝負しているうちにプラットフォームのアイディアが?

はい、「漫画風製作所」は一気にダウンロード増えたものの、一瞬でユーザーも離れていきまして。面白アプリはやっぱり継続性がないなぁ、何か出来ないかなぁと考えていたんです。

---- 相互送客・プラットフォームはどのように考えられたのでしょうか?

"ギャラリー"が大きなポイントでした。画像系アプリの場合、ユーザーが撮影・加工した写真を『見る』という需要がかなりあると思うんですね。なの で、各カメラアプリをギャラリーで1つに纏めてみる、という発想でした。そのプラットフォームを"FUNPICTY"と名付けましてそのブランドの中でア プリを出していく、というイメージです。

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"FUNPICTY"の威力

---- 実際に"FUNPICTY"のプラットフォーム戦略の効果はいかがですか?

現在は弊社のアプリのみで回遊させていますが、回遊先アプリのアクティブユーザーはかなり増えまして、成功していると言えます。死んでしまったアプリを蘇生するノウハウを手に入れたという感覚ですね。


---- 数値的には?

回遊させる前はほぼダウンロードが無かった状態から、1日200~300のダウンロード獲得に繋がった例がありますね。今は未だ全体のアクティブユーザーが月間30万人ぐらいですが、来年夏には100万人まで伸ばしていきたいなと考えています。


---- カメラ・画像系だけ?

最初は"ギャラリー"が肝ではあるのですが、その後はゲーム系アプリ等にも相互送客の仕組みを開放していきたいと思っています。"FUNPICTY"の目標とするところはソーシャル的な繋がりなので。


---- "FUNPICTY"にその他のアプリ開発者が参画することは出来ますか?

来年夏、100万アクティブユーザー達成した暁には、他社アプリにオープンにする予定です。個人開発者さんにも開放し、新たな集客チャネルとして 使ってほしいなと。ギャラリーを共有することでそこからのダウンロードを期待頂けるかと思います。また、クローズドの現段階でも参画して頂けるアプリ開発 者さんがいらっしゃればウェルカムです!是非お声掛け下さい!

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アプリ開発者取材先募集中!

今回のSODA様のような取材先を募集しております!ご希望の方は、どんなアプリをどんな想いで創ってきたのか、等の簡単なご紹介を添えて以下のメールアドレスまでご連絡頂けますと幸いです。

【取材記事担当】
ライブエイド株式会社 福島
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■筆者:
福島智晴(ふくしまともはる)
アプリ・Webデベロッパーの収益支援事業を行う、ライヴエイド株式会社General Manager。
ネット広告代理店、アプリ開発事業、アドネットワーク事業の経験から、広告マネタイズを中心にデベロッパーの収益拡大サービスを構築。2013年6月に全面型アドネットワークAID(エイド)をリリース。

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